若狭の”葛(くず)”は「日本三大くず」のひとつに数えられ、”くずまんじゅう”は、その葛を使い、豊かな水と自然の素材を生かした小浜の代表的な名物!葛の産地として最も有名なのは奈良県の吉野葛だが、江戸時代の儒者”頼山陽”が「吉野の葛に引けを取らない品質」と絶賛したのが若狭・上中町の熊川の葛である。
また、若狭は湧き水にも恵まれており、若狭・上中町の「瓜割の滝」は名水100選にも選ばれた美しい湧き水である。
この若狭地方の良質の葛と、若狭の名水との出会いが生みだした逸品が若狭の「くずまんじゅう」なのだ。
若狭地方には、美味しい”くずまんじゅう”を作るお店が幾つかあるが、オイラは「御菓子処 伊勢屋」の”くずまんじゅう”が好きだ。
過去記事にも書いたが、オイラは仕事の関係で、年に数回は小浜を訪れる。帰りの締めに訪れるのが、この「御菓子処 伊勢屋」さんで、店内で2つ頂いてから、お土産に5つ程持って帰るのがお決まりのコースだ。
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”くずまんじゅう”の魅力は、ツルリとした食感だろう。そう、”くずまんじゅう”は2つに割るのではなく、割らずに大きく口を開けてひと口で食べるのが正しい食べ方なのだ(^^)
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葛は秋の七草のひとつで、古来の人々に親しまれてきた野草の一つでもある。
葛には解熱や薬中毒に良いと言われ、根を乾燥させたものは葛根(かっこん)と呼ばれる漢方薬で、風邪薬の「葛根湯(かっこんとう)」として知られている。
また、直径2cmくらいのかたまりを飲酒の30分前に飲むと、胃に膜が張ったような状態になり二日酔いにならないのだそうだ。
ごちそうさまでした(^^)
御菓子処 伊勢屋
福井県小浜市一番町1-6
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鯖へしこへしこの語源は諸説あるが、一説には、魚に重石をして漬け込むことから「圧魚(へしこ)」と名づけられたといわれる。”へしこ”とは、一塩した鯖等をぬか漬けしたもので、魚の漬物みたいなもの。小浜では鯖で作るのが一般的で、そのまま食べたり、焼いて食べたりする。
今回は数ある”へしこ”の中から、地元で評判の「
千鳥苑」と「なぎさ会」のへしこを厳選して食べ比べをしてみた。
「千鳥苑」は、五木ひろしの故郷、福井県美浜町の若狭湾に面するドライブイン内に、五木ひろし関連グッズや食べ物を扱う「五木茶屋」としても有名なお店で、千鳥苑の”へしこ”は
インターネットで注文することも可能だ。
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一方「なぎさ会」は、敦賀市の”新鮮館エフレ”各店と美浜町、三方町の”Aコープ”で購入することができる。
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「なぎさ会」を知りたい方は、ふくいアグリネットの”
ごっつあんレポート、(有)なぎさ会”幻系”へしこ編”を覗いてみてほしい。
この2ブランドを購入してオイラはもちろんのこと複数の人に”生(なま)”と”焼き”で味比べをしてもらった。
「千鳥苑」のへしこの方が塩辛さが強く感じられ、結果は「なぎさ会」の方を旨いとした人が多かった。
ただし、時期によって素材や条件が変化することもあり、すこし前に同じく食べ比べをした知人によれば、そのときは「千鳥苑」の方が旨かったとの弁もいただいた。
オイラは、だいたい”へしこの刺身”か”へしこのお茶漬け”で食することが多いのだが、今回、千鳥苑の売り場で”へしこ寿司”なるものを発見。
購入して食べてみると、これは旨い! オイラ的には焼鯖寿司よりもお勧め!
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売り場のお母さんによれば、へしこ寿司は手間がかかることもあり1日に作れる量が限られているようで、お昼過ぎには完売してしまうようだ。また、
インターネット販売も期間限定(11月~4月)となっているようだ。
Part 4に続く…
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